『ハルの病気』と私たちの気持ち①

少し長いお休みをしてしまいました。

  

実は、9月の中旬に

私たちの愛犬ハルの

右肩にしこりが見つかって。

  

  

結果が分かるまで、

どんなテンションで記事を

書いていいのか分からなくて

お休みをいただいてしまいました。

  

(今は、診断結果も出て

 深刻度が低いと判断されましたので

 安心してお読みください。

 この時の気持ちや、心の揺れを

 備忘録として残すために書いてます)

  

  

すぐに病院へつれていき

細胞診(注射針で細胞を採取する検査)

の結果、

『肥満細胞腫』と診断されました。

  

  

【肥満細胞腫とは】

体の中の“肥満細胞”という細胞が

腫瘍化して、無制限に増殖して

皮膚や皮下に「できもの」を

形成したり、リンパ節や

全身に転移してしまう病気。

  

グレードがあって、

簡単な手術で

切除すれば治るものから、

悪性度の高い場合は、

成長も早く、急速に進行して

リンパ節やその他の臓器に

転移することもあるみたい。

  

  

細胞診の後、先生から

「結論から言いますと、

 切りましょう」と告げられて。

  

えっ?えっ??ちょっと待って!

  

「何でもないことを確認しに」来た

つもりだったので

全然心の準備ができてなくて。。。

  

あの元気なハルが手術??

まだ7年しか生きてないのに、

こんなに小さいのに

手術なんてかわいそう。。

  

と思いつつも、

早く手術して切り取ってあげたい。

早く、「もう大丈夫だよ」と

言ってあげたい気持ちがあって。

  

翌週に、

手術前の全身検査のために1日預けて、

またその翌週が手術と決まりました。

  

  

「例えグレード(悪質性)が

 低いものであっても、

 置いておいて良いものでは

 ありません」

「良性か悪性かでいうと、

 悪性の腫瘍です」って

先生に言われたのが

かなりショックで。。。

  

  

翌日、ネットで

『肥満細胞腫』を調べまくり。

  

グレードが3段階に分かれてて、

どのグレードであるかは、

切り取って病理検査をしないと

分からないとのこと。

  

#柴犬で、#肥満細胞腫になって

#手術したけど

その後ずっと元気だよー!っていう

記事を探したけど

なかなか見つからなくて。。。

  

心が晴れる記事が見つからない

だけじゃなく。。。

  

本当に、グレードが高かったら

余命が半年~1年って

言われることもあるみたいで。

  

  

待って待って待って!!

そんなつもりで生きてないから!

  

来年も当然のように、

一緒にお花見に行って、

夏にはグランピングに行って。。。

  

3年先も5年先も、

ずっと元気で、

ずっとずっと一緒にいられると

思っていたから。

  

気持ちがついていかなくて。。。

  

確かに、ハルは犬だから、

自分たちよりも

早くいってしまうことは

分かっていたけど。

でもまだ7歳で、まだまだ元気で。

  

これからおばあちゃんになるまで

ずっと一緒にお散歩して

ソファで一緒にまどろんで。。。

  

そんなふうに思ってた日常が

一瞬で変わってしまう瞬間。

  

  

なんでもなかった日常が、

急にすごく愛おしくて、

大切で、貴重なものだと

気付かされる瞬間。

  

自分自身や、家族が大きな病気を

したことがなかったので、

動揺や不安が大きくて。。。

  

↑私たちの動揺をよそに、

 まったく気にしていないハル。

  

   

もちろんまだ

詳しい検査も、

病理検査も終わっていないので

ただの可能性の話だけど

それでも、

まったく心の準備ができていなかった

私たちは

急に、不安のどん底に

落とされてしまったのです。

  

  

でも、ちゃんと夜ご飯は食べてます。

  

  

『ハルの病気』と私たちの気持ち②

 へつづく