『支えらえる力(りょく)』

昨日、今日と秋晴れの

気持ちよいお天気。

朝夕は寒くなってきましたが、

お日様が出てくると

まだまだ心地よい季節。

        

通勤中に撮れた

秋らしいさわやかな写真。

遠くの踏切のレトロ感も

いい感じです。

     

      

さて、

パート妻だった頃は

会社に行くだけで、

色んな人に会えて、

色んな考え方に触れて、

色んなチャンスに恵まれていたと

今は、痛感しています。

      

会社を辞めて、

自分たちの会社を始めると決め、

自分たちで何でもしてきました。

      

でも、今は

もっと人とのつながりを大切にして

色んな人に頼って、甘えて

支えて支えられる関係を

築きながら、前に進んでも

よかったなと思ったりします。

      

思えば、私、

基本的に何でも自分でしてしまう質。

     

それほど器用ではないけれど、

そこそこのものは自分で作れ、

説明書や解説文があれば、

ちゃんと読んで正しく処理でき、

一通りのことはとりあえずできる、

そんなタイプ。

      

でも、年を重ねるにつれ、

無意識のうちに

「何でも自分でできますから」という

オーラをまとってしまっていたのかも。

       

「何でも自分でできますから」

という人に、

手を差し伸べるのはきっと難しい。。。

      

逆に、

放っておけないタイプの人って

いますよね。

周りの人が、なんだか気になって

「もう、しょうがないなぁ」なんて

言いながらも、

ついつい手を焼いてしまう。

      

でも、そういう人は、

それだけでもう才能なんだと

思います。

       

『人から支えられる力』

それはその人自身が魅力的で、

ついつい手を差し伸べたく

させてしまう。

そんな才能もあるんだと。

      

会社を設立して、数か月。

起業を応援するお仕事を

されている方の話を聞いたとき、

私たちは、色々調べたりはしたけど、

誰にも相談しなかったし、

誰にも助けを求めなかったなと

気づかされました。

      

世間には、

いっぱい手を差し伸べてくれる

システムがあったのに、

何にも頼らなかったなと。。。

      

今年はコロナということもあって、

なかなか家族以外の

遠く離れた人と会ったり、

ご飯を食べに行ったりするのが

難しかったことも事実。

      

案外、

前の会社のメンバーと

ご飯に行ったりするだけで、

「へぇー、そんなことができるんだ!」

なんて発想をもらえることも

あったかもしれない。

      

でも、

誰にも相談せずに、

全部自分たちで調べ、決定し、

手続きを進めてしまった。

        

何でも自分たちでできる、

ということは

それはそれで、

強味かもしれないけど、

もっと人間臭く、

色んな人に頼ったり、甘えたり、

支えらえて、

この会社を成長させていきたい。

最近はそう思うのです。

       

だって、会社は社会のものだし、

自分たちの力だけでは

進んでいけない。

     

自分たちとお客様と、地域の方々、

色んな人たちに支えられて

大きくなっていくものだと思うから。

      

まず、自分自身が

もっと周りの人を支えられる人になって、

そして自分も支えてもらえる人に。

そんなふうになりたいと思うのです。

      

とは言っても、

そのために

何をすればいいのでしょう?

      

人とのつながりの大切さ、

そして

その難しさを痛感する2020年。

      

一匹オオカミタイプの

私たちにとって、

難しい。難しすぎる。。。

     

誰かに教えてほしいけど、

誰に聞いていいか分からない。

       

友達の少なさを

今さらながら痛感する

今日この頃です。。

「誰か教えてー!」(←心の叫び)

      

      

あったかぬくぬく使用になった

ハル(とベッド)。

     

くつろぎ中のハルちゃんと

一緒にいられるからまいっか。

と、すぐ楽な方に

流されてしまいます(反省)

       

ハルの寝顔に癒されつつ、

物思いにふける秋なのでした。。。